医療系イベントの映像業務に参加してきました

query_builder 2024/03/20
映像 編集 撮影 イベント制作
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先日行われた医療系のイベントで、映像の業務を行ってきました。

都内のホールで行われた当イベントでは、ステージ上にスクリーンが設置され、ステージ上で医療技術を競う様子をスクリーンに映し、客席後方の参加者にも見やすいようにしています。

また、この映像は配信にも使用されます。

こうしたイベントでのステージ上のスクリーンの演出では、

A)会場のスクリーン全般の担当チーム(スライド、VTR、カメラ)+それを受けた配信チーム(配信用画面演出、配信のみのコンテンツ用別カメラなど)
B)会場のスクリーン(PowerPontやVTRなど)、配信担当チーム+会場内カメラ映像担当

といった感じで、複数の担当チームが参加協力することが多いです。

今回はBパターンの場内カメラチームに加わり、競技の様子を終了後にリプレイで映しだすパートを担当しました。

映像のリプレイには、EVSや3PLAYといった専用機器を使用しますが、今回はローランドの「P-20HD」というリプレイ用マシンをご用意いただきました。

仕組みは、カメラから送られてくる映像を常に録画しておき、一方で録画された映像の一部を呼び出して、再生するというもの。

呼び出して再生する間も、常に録画は行われていて、リプレイ再生中に起こった出来事もその後呼び出して再生が可能です。

このP-20HDは今回初めて触りましたが、コツを覚えてしまえばこれまで触ったことのあるリプレイヤーの中では操作しやすかったです。

今回の台本演出では、

1)部門ごとの競技について、終了直後にリプレイ再生
2)最後の表彰式の際に、各部門のハイライトを数秒上映

というものでした。

そこで、まず1の場合は「ブックマーク」機能を使用しました。

これは、本番進行中に目ぼしい箇所(リプレイの頭に使用したい場面)が来たらマーカーを打っておきます。複数でも構いません。

マーカーは、録画された映像を呼び出す際に前後へのスキップボタンによって移動することができますので、「ここだ」というところに打たれたマーカーまで素早く頭出しを行うことが可能。

これで、目星をつけた箇所を頭出しして、競技が終わるまで待機します。

競技が終わったら、プレイバックの指示に従ってリプレイを再生。場合によって、スライダーで好きな速度でのスローモーションにすることもできます。

また、表彰式で使用するハイライト映像には、P-20HDの「クリップ」機能と「パレット」「プレイリスト再生」機能を使いました。

概要としては、常時録画しているうちの必要な箇所にイン点とアウト点を設定し、一つのクリップとしてリストに登録し、これを繰り返して競技ごとに3〜4カットほど並べて表彰の際にまとめて再生します。

そこで、競技中の見どころとなりそうな箇所に随時マーカーを打っていき、終了後、空いている時間でそれぞれを頭出し、そこをイン点に設定。そこから再生して、よきところにアウト点を打ってクリップを生成していきます。

事前に複数の競技ごとに使用するパレットを決めておき、該当するパレットに競技ごとのクリップを登録していきます。各パレットはタイムライン、そこにクリップを追加していく作業は編集にあたります。

パレット内に並んだクリップは、AUTO PLAYのPLAYLISTボタンを押すと連続再生されます。

なお、パレットの再生時に、クリップ間のトランジション(場面転換)効果と長さを設定できます。次のクリップの前に一瞬白くなる効果をつければ、ハイライト集ぽい演出で再生させられます。

(また、AUTO PLAY再生時はスローは効きません。)


このように、イベントでの映像演出もお手伝いいたしますので、お気軽にお問い合わせください。


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