動画制作における「MA」とは?

query_builder 2024/11/18
ブログ画像

動画制作のプロセスで、「MA」という言葉が出てくることがあります。

商業映像において、プロの制作会社と動画の打ち合わせや見積もり依頼などの際、「MAはどうしますか?」などと聞かれたりすることがあるかもしれません。

映像制作での「MA」とは音に関する工程のことで、MAスタジオという音声専用スタジオで、ナレーションの収録や音声全般のミキシングや音の調整を行うことをいいます。

語源は、複数の音声をまとめて編集する「マルチオーディオ(Multi Audio)」の頭文字です。

<MAを行うかどうか>

これは、「作品として、音に関するクオリティをどの程度担保したいか」ということが判断基準になります。

言い換えると、「音もプロに任せるかどうか」ということ。

当然費用もかかりますので、MA費を予算に含められることも条件となります。

目安としては、放送番組や公共性の高いコンテンツ、広告系などは、きちんとした整音やミキシングを行ったほうがよいでしょう。

一方、プライベートの映像作品やYouTubeチャンネルのコンテンツなど、「スポンサー、主催者からクレーム等が来ない」ものであれば、MAは必要ない場合も少なくありません。

ただし、MAを行わないといってもクオリティが高いに越したことはありませんので、「MAは無しだけど音声の調整は理解している人間が処理するので一定の水準はクリアしている」という状態が望ましいです。

たとえばBGMを乗せる場合の音量バランスや、BGMが乗っても聴きやすい音声の調整などが考慮されているか、ラウドネスの管理は考慮されているか、など。

MAを使用した制作が未経験の映像制作会社やクリエイターも増えてきているようですが、音楽やナレーションの収録なども含め、音声をMAで仕上げる必要がある作品でもアイピックスにご相談ください。

編集・MAスタジオ出身のスタッフが制作を担当いたします。


----------------------------------------------------------------------

株式会社アイピックス

住所:東京都橋場1-17-2

電話番号:070-8905-4445

----------------------------------------------------------------------