懐かしい思い出〜記録映像の役割

query_builder 2024/07/06
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先日も、自分史ビデオ「思い出シアター」のインタビュー撮影に行ってまいりました。

そのかたも写真を撮られる方で、はじめは頼まれたりしながら写真を撮っていたものの、ある場面のシャッターを押したとき、「この写真を、いつか誰かが懐かしいと思ってくれる、その瞬間を撮っているんだ」と感じたのが、自らの使命感として写真を撮ることに意義を見出し瞬間だったとのこと。

大変共感しました。

そのお話を伺って、過日、戦争写真家であった故ロバート・キャパの写真を改めて見たことを思いましました。

なかでもやはり衝撃的なのが、ノルマンディー上陸作戦の、まさに上陸の様子を切り取った数枚。

撮影はかなりの枚数がなされたそうですが、現像担当者が興奮のあまり現像を失敗し、13枚しか残されていなかったそうですが、しかし、無事に残ったフィルムこそが、キャパがその場で、その実情を撮影し、人々の目に届けたのですね。

そのほかの写真もたくさんの物語が描かれていますが、何気なく「へー、戦場にも笑顔があるんだ」「兵士も大変だ」「市民は常に犠牲を強いられるんだね」などの感想を述べられるのも、現地でフィルムを込め、シーンを切り取り、相手とコミュニケーションをし、シャッターを押したことこそが、それらを目にすることに繋がっている、つまり「その時、その場で撮った人がいるから、見られるんだ」と改めて感じました。

アイピックスの思い出シアターも、そんな偉大すぎる世界的な偉業には遠く及びませんが、しかし、お一人おひとりの、その方だが持つ偉大な人生の記録を動画作品としてまとめ、後世の方にも「懐かしい」と思っていただける自分史映像を作っていければ、と改めて思いを巡らせました。

皆さんがお持ちの、大切な瞬間を記録した写真やフィルム。箱の中で、いつか「懐かしい」と思っていただけるまで、使命をまっとうする時まで眠っています。

自分史ビデオ「思い出シアター」で、人生の節目をまとめてみませんか。


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